美術展巡りとハンドメイドブログ

絵を描いて微々たる収入を得ている人間が美術展やアートに触れて感じたことを記録していくブログ。ハンドメイド作家もたまにやります。

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2年ぶり、京都大原「マリアの心臓」へ。

こちらに足を運ぶのは今回で2度目、前回は2019年4月に訪れました。

 

今回は複数の展覧会を同時に行うような形での開催っぽい。

 

 

印象に残ったものをいくかメモしていくので興味のある方だけ見て行って頂けたら幸いです。

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恋月姫 

「血の涙を流すイエス・血の涙を涙を流すルチア」

とても綺麗。衣装も煌びやか。

表情も幼なげで、自分が想像していたよく知る各々の像とは異なる。

しかしながら、それにより、可憐で美しい。

 

天草四郎は相変わらずの美しさ。

 

 

 

天野可淡

「花魁地獄太夫 / THE DRACULA」

髪にかんざしが沢山付いている女性がこちらに背を向け座っている。背中には刺青が。

鏡越しに見る女性の顔は物悲しく映ります。

膝の上には赤子が乗っており、女性は足の先まで痩せている印象。

ちょっと目を背けたくなるような危うさ、心の安定を乱されそうになる感覚があります。

 

2階は天野可淡さんのドールが沢山あります。

言うまでもなく美しい。

 

 

 

あとね!前回訪れた時には気がつかなかったのですが、

ハンス・ベルメールの絵が飾ってありました。

受付にいらっしゃった男性に聞いたらレプリカだという事だったのですが、

それでも、実際に見ることができて嬉しい。

受付付近に展示してある作品の写真が売られているのですが、ベルメールの写真をお会計したら渋いねと言われました。渋い。

 

 

山本タカトさんの作品もありました。

これもデジタル画像でしか見た事がなかたので見れて嬉しい。

 

 

他にもいろんな方の作品があってとても楽しかったです。

四谷シモンさんのドールはやっぱり一番存在感があったし、

中里繪魯洲さんの少年という作品はそれぞれデカダンぽくておもしろい。

清水真理さんのドールは儚げで美しい。

 

 

 

もう、大満足でした。

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またやるんですか?と聞いたら、今回で最後ではない とのこと。

また来れるといいなぁ。

 

 

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