秋深まる今日この頃。
木々はもう色づき始めているらしい。
気がつけばここ最近外に出ても辺りを見回す事なくただ決まった日常を繰り返しているだけのような気がする。
木の葉の色の変化に気がつける人間でありたい。
2022年10月11日(火)〜12月17日(土)の日程で開催されている、
岐阜現代美術館
「裏腹のいとは よすが」を見に行って参りました。
現代美術からは距離を置いておりましたが、
前回、一宮市に現代美術を見に行ってちょっと苦手意識がなくなった事もあり
ノリとテンションに任せて車を走らせました。
糸で作られたアートはとても美しく、色鮮やか。繊細でいて大胆。
色々な色や種類の糸を使い、ミシンや手縫いでキャンバスに描かれた動物の姿。
重なって交差して、結んだり弛ませたり、糸一つでも表現方法は一つじゃないのだと感じさせられる。
キャンバスを飛び出した作品はとても不思議な存在感を出していました。
よく見るとミシンで縫ったような規則性のある不規則な糸の重なり方。
ホームページや会場に置いてあった概要を見ると、コンピューターミシンに意図的にバグを介入させ糸を過剰に絡ませている、との事。
細い糸が絡まり合って面になっている作品は本当に繊細で大胆。
MRIの画像をもとに作られた《MRI SM20110908》は本当にすごい。
生物にまつわるような作品ばかり。パワーがある。
これが無料で見られるなんて、、
写真撮影OKみたいなので、また近々行って撮ってこようかなと思っております。(12/7 写真追加しました。)