美術展巡りとハンドメイドブログ

絵を描いて微々たる収入を得ている人間が美術展やアートに触れて感じたことを記録していくブログ。ハンドメイド作家もたまにやります。

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ギター用のレザーストラップを加工する。

師走も半ば、あと半月でお正月です。

 

 

先日美容院に行った時に「クリスマスは何かされるんですか?」と聞かれたのですが、

 

あー、何もしないわぁ、、、

 

一応既婚者の私でございますが、お互いの誕生日もあるしそれに加えて結婚記念日とか何かしらがあるとクリスマスとかバレンタインとかそういうものは記憶から排除したくなるものです。 

特に私は結婚記念日も忘れるレベルなので 、ご愛敬。

 

あ、来年のバレンタインは私何かするかもしれないのでまたお知らせします。

 

 

 

今回はギターに取り付けるレザーストラップに穴を開けたり、切断したりしてみました。 


加工をしたのはTakamineのストラップ。

 

 

使用する方はエレキギターにこのストラップをつけて使用するとのこと。

ボディを高い位置に持って来たいのでそれ用にと長さを調整をしました。

 

 

高さはKhruangbinのマークさんみたいな感じ。

結構位置高めです。

Mr. White

Mr. White

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Friday Morning

Friday Morning

  • provided courtesy of iTunes

 

khruangbinの大阪でのライブ最高だったなぁ、、

 

 

 


まずベルト穴を追加。

ちょうど良い位置にギターの高さを持ってこられるように穴を調整しながら開けました。

 

 

スタンダードな方法はパンチ(又はポンチ)っていう工具を穴を開けたい箇所に垂直に突き立てて

金槌でドンドンと叩いて圧で穴を開けるのですが、

それだと音が結構出るのでスクリュータイプのパンチでゴリゴリ。

穴を開けたい箇所に垂直に突き立ててグッと押しつけると、写真で言うゴールドの部分が回転しながら引っ込む感じ。

圧と回転で穴を開けます。

マンションなどにお住まいの方にも、大きな音が出ないこのパンチはおすすめです。

 

 


次に、余分な部分を切断。

上のストラップ写真の「Takamine」のロゴから左側をカットしました。

 

だいぶ短めに位置設定をすると余っているベルトがダラダラとして邪魔になるので、

革包丁を使って切断。

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元々開いていた穴は全部切り離す形になりました。
革包丁は結構切れ味が良いので使用の際は注意してください。

 


先は斜めにカットをしたのですが尖った角を丸く調整して、

コバとよばれる断面部分にトコノール(上写真黒いフタの仕上げ剤)を断面に少し塗ってスリッカー(木製のデコボコした棒)で磨いて整えます。

 


結構ね、元々の断面は切りっぱなしっぽいといいますか、

何度も塗ってピカピカに整えてあるような感じではなかったのでトコノールは軽く、二度塗りくらいで仕上げました。

f:id:miyam-mizuki:20191213163709j:image

こんな感じです。

角を削る ヘリ落とし などは行っていません。

 

 

 

今回はレザーのギターストラップの加工を簡単にやってみました。

 

私はレザークラフトをかじったりもしていたので道具はある程度持っておりましたが、

普段ファッションで使うレザーベルトとか、そういう加工にも使えますので

穴をあけるパンチは家に置いておいても役に立つのではないかなーと思います。

 

 

一からものを作る時は「他にないものを」と思って作ったりしますが、

快適に使ってほしい!と、

加工はそんな気持ちで行うのが一番のうまく出来る秘訣です。